「不正ジャッジ」脅迫幹部を実名告発まとめサイト

記事について

 以下の記事は2ちゃんねるに書き込まれたものを適宜改行・付記し、まとめたものです。中部ボクシング会において、不正ジャッジが日常的に行われていることが、具体的に著されています。

問題のFLASH記事(2ちゃんねるより引用)

2 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:26:48

「私は日本ボクシングコミッション中部事務局のトップ、舟橋幸男事務局長から、特定のジムの選手に有利な採点をするよう何度も指示されました。彼は今も中部事務局に所属する多くのレフェリーやジャッジを『逆らえば二度と試合に出してやらないぞ』と脅迫し、”不正採点”をやらせ続けています。一刻も早くボクシング界から去ってほしいとの思いで、名前も顔もさらしてお話ししようと思いました」

 本誌に衝撃的な告発をするのは、中部事務局でA級レフェリー・ジャッジをしていた松永昌巳氏(42)である。松永氏は日本ランキング入りしたこともある元プロボクサーで、引退後、15年間のレフェリー経験を持つ人物だ。

 松永氏が告発している相手は、(財)日本ボクシングコミッション(以下JBC)の中部事務局長・舟橋幸男氏(61)。舟橋氏は名古屋市内で寿司店などを経営する会社社長である。

 JBCは日本におけるボクシングの全てを統括する最高機関であり、レフェリーやジャッジはJBCの管理下にある。その公正中立であるべきJBCの地区トップがみずから不正ジャッジを指示しているとは大不祥事だ。

 松永氏の告発はきわめて具体的だ。「指示は全て試合当日に出されます。自分と親しいジムの選手には有利に、そうでない選手には不利に。1日の興行が10試合あるとすれば、そのうち8試合は舟橋氏から指示が出ていました。メーンイベントクラスの試合でも舟橋氏の関与がありました。もちろん試合がKOで決まれば不正が入り込む余地はありませんでしたが、判定にもつれこんだ試合ならば半分は舟橋局長の指示で勝敗が決まっていると言ってもいいでしょう」

3 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:27:38

 松永氏自身も膨大な数の試合で舟橋氏から”不正採点”の指示を受けた。印象に残っている例として挙げるのが、97年4月のノンタイトル10回戦・A選手vsR選手(フィリピン選手)戦だ。ジャッジペーパーによると、松永氏は97-95で、他の2人のジャッジも97-96、97-94で地元のA選手を勝たせている。

「舟橋局長から『A選手は負けるわけにはいかない試合だから、3ポイント余分につけるように』と言われました。試合自体はR選手が圧倒しており、会場からはブーイングも出ました。外国人選手に不利なジャッジを指示されることは多く、私が担当した試合ではないですが、あるタイトル戦で負けさせられた別の外国人選手には、後日、『僕はもう1試合ラクに出来る体力が残ってたよ』と笑われました」。

 もう1試合松永氏が挙げるのが、98年6月の10回戦。同じA選手vsM選手戦だ。

「この試合で私は初めて舟橋局長の指示に反旗を翻したんです。A選手を勝たせるよう指示が出たんですが、実際には終盤、レフェリーストップにならないのが不思議というくらいM選手が圧倒したため、内容どおり97-98でM選手の勝ちと採点しました。結局、もう一人舟橋局長から指示を受けていたジャッジが100-98でA勝ちの採点をし、もう一人のジャッジが96-96と採点したので試合は引き分けに終わりました。『ドロー』のアナウンスを聞いたとたん、当然自分の勝ちだと思っていたM選手は大声で泣いてリングにうずくまってしまいました。10回戦の試合ですから、本来、全ラウンド10点満点の採点はありえません。局長の指示とはいえ100点をつけたジャッジには私も呆れかえりましたね。その後も舟橋氏に逆らった私は00年の試合を最後にジャッジとして呼ばれる事はなくなりました」

5 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:28:28

 なぜ、このような人物がJBC中部事務局長の要職にいるのだろうか。96年に前局長が急死した際、後任に推されたのが地元の名士だった舟橋氏だった。舟橋氏の父(故人)がJBC中部事務局の顧問として長年、事務局に資金的な援助をしていた関係もあって白羽の矢が立ったが、就任2年目の97年ごろから特定ジムへの”不正採点”の指示が出されるようになった。局長就任以前の舟橋氏はボクシングと縁がなく、ルールも殆ど知らなかったという。周囲はいわば”象徴”として舟橋氏を事務局長に据えたのだが、JBCの規約上、局長は絶大な権限を持っている。それに気付いた舟橋氏が思うがままの力を振るいはじめたという構図なのだ。本誌はさらに別のレフェリーからも”不正採点”について証言を得た。

「試合の1時間前に事務局のミーティングをレストランなどでやるのですが、『この試合はこっちが勝つ。いいですね』
と局長は圧力をかけてくるんです。我々ジャッジは黙って聞くだけ。試合で彼の意にそぐわないジャッジをすれば、後で事務局に呼び出され、こう言われるんです。『私の言うことを聞けない人は使えない』と。私が『ルールブックに試合後の意見、批判、その他について話をしてはいけないと書いてありますが』と言うと、舟橋局長は『ルールブックは関係ない。私が決めるんだ。そんなことを言う人は使えない』と言うのです

6 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:29:18

 また、局長が勝たせたい選手が試合中に相手をロープ際に追いつめると、リング下のコミッション席から局長が『試合を止めろ』とか『レフェリーストップかけろ』と言ってくる。早く勝たせたいからです。私は選手の目を間近で見て『まだ大丈夫』と判断して、局長を無視して試合を続行させました。すると試合後『なぜ指示を聞かんのだ。そんなことじゃ使えん』と。脅迫です。中立を保つのがレフェリーのプライドですが、今や局長の圧力が浸透し、やる前から『ああ、こっちを勝たせないとマズイ』という状況がジャッジの間に染みついてきています。採点する際に、局長の顔が頭にちらつくんです。僕らジャッジは日給なんか安いものでお金のためじゃなく、ボクシングが好きで、ボクシングにかかわっていたくてジャッジを続けているんです。逆らうと次はない、と脅されればそうするしかありません」

 このレフェリーは具体的な不正場面をこう証言する。 

「01年4月のS選手vsK選手戦のことです。試合前にレフェリー、ジャッジが集められ、局長はこう言ったんです。「Kが少しでも頭を下げたらすぐにバッティングで注意をとれ。2度とって減点1にしろ。こういう選手はおっちゃいかんのだ。Sが勝たなければいけないんだ』と。
担当するレフェリーが『K選手が普通のボクシングをしていてもですか』と聞くと。局長はいつものごとく『そんなことを言う人は使えないよ』と。K選手が明らかに優勢な試合でしたが、局長の指示どおり結果はS選手の判定勝ちとなりました。また1、2年前だと思いますが、局長が引っ張ってきたレフェリーが担当した試合で、ベトナム選手が1Rでけっこう打たれたあと逆転KO勝ちしたのです。

7 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:30:18

 試合後、局長はコミッション席の大勢が見ている前で『お前がぐずぐずやらしてるから逆転負けしたじゃないか。バカヤロー』とレフェリーを怒鳴りつけました。悲惨な光景でした」
 じつは舟橋事務局長の不正については、指示に逆らったところ舟橋氏にレフェリー資格の更新を拒否された中部地区のレフェリーが、JBC本部を相手取ってレフェリーとしての地位確認を求める裁判を昨年12月、東京地裁に起こしている。またボクシングジムの業界団体である日本ボクシング協会からも舟橋氏を糾弾する声が上がりはじめている。「僕は舟橋事務局長を絶対に許さない」と怒りを露わにするのは世界王者の飯田覚士などを育てた緑ジム会長で中部ボクシング協会会長の松尾敏郎氏だ。

 「昨年、舟橋局長がひいきしているジムが主催する忘年会のチケットを、『買わないと試合で使わない』と言われてレフェリーやジャッジが局長から売りつけられたんです。そんな癒着はあってはならないこと。昨年4月、舟橋局長の”不正採点”強要をレフェリーやジャッジから聞き、協会としてもなんとかしようと、日本プロボクシング協会の理事会でこの問題を話し合い、JBC本部に舟橋氏の解任を求める決議を全会一致で承認したんです。同じくJBC本部の苦情処理委員会にも持ち込むなど最大限の努力はしてきました。だがJBC本部の小島事務局長は『そんなことはありえないでしょう。舟橋さんと仲よくやってください』などと言うばかり。まったく不正をなくそうという気がない。こんな事態になってしまい、選手やファンに申し訳なくて・・・。僕は協会会長の職を賭して言いたい。舟橋さん、あなたはボクシング界を貶めた責任がある。即刻辞めていただきたい、と」

8 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:05/01/25 23:31:23

 本誌は”不正採点”強要の実態を舟橋事務局長に質すべく、20日朝、名古屋市中心部のJBC中部事務局にやってきて本人を直撃した。

━━━不正な採点をおこなうよう強要されたとレフェリー、ジャッジたちが局長を告発しています。事実ですか?

「そんなことはないですよ。僕は一生懸命やらせてもらっているだけでみなさんにお任せしていますから。採点にはいっさい関与していませんし、事務方をやっているだけで、試合に口も出していない。採点は公平にやりなさいと言っていますよ」

━━━レフェリーに「言うことを聞かないと使わない」と言ったことは?

「そんなこと言ったことないですよ。みんなで相談してやっていることで、僕個人がそんなこと言いません」

━━━大きな問題になると思いますが?

「それは困りましたね」

━━━事実なら直ちに辞めるべきでは?

「ああ、こういうふうになれば、そうですね。僕も自分なりに考えなきゃならんのかなぁ。ただ、一生懸命やらしてもらってるだけ。こういうことになれば、小島さんと相談して・・・」

━━━身に覚えがあるのでは?

「いや、ありませんが、こんなこといやですもん。うれしいことじゃないよね」

 だがこの数年、中部地方での試合の採点がおかしいというのは、ファンやボクシング雑誌から公然と指摘され続けてきたことだ。内部からの声だけでなく、そんなファンの声までをも無視しつづけてきたJBC本部および舟橋氏は、今こそ”決断”すべきときではなかろうか。


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